はじめに
WinSCPでファイルを開こうとすると、デフォルトでは内蔵のエディター(Notepad)で開こうとします。このデフォルトの設定では、エクセル・ファイルなどを開こうとしても内蔵のエディター(Notepad)で開きます。
そこで、今回はWinSCPでファイルを開いた場合も、通常のWindowsと同じように拡張子別に開くアプリケーションを指定する設定方法をご紹介します。
やりたいこと
実際の例として、拡張子が「.xlsx」のファイルをWinSCPで開く際に、Excelファイルで開くように設定していきます。
手順1 オプション → 環境設定 をクリック
- WinSCPを起動させた状態で、オプション項目の環境設定をクリックします。
手順2 エディタ → 追加 をクリック
- 手順1で開いた環境設定画面で、エディタ項目の追加をクリックします。
手順3 外部エディタを選択。プログラムの場所を指定。拡張子を指定。
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手順2で開いたエディタの編集ウィンドウで、外部エディタをクリックします。
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外部エディタのプログラムの場所は、今回はエクセルのプログラム本体の場所を指定します。
補足:エクセルのプログラム本体の場所が不明な場合は、こちらの記事をご参考ください。 -
「このエディタを次のファイルに使用する」の項目で、エクセルの拡張子とマスクを以下のように指定します。
*.xlsx
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以上を設定したら、「OK」をクリックしてエディタの編集ウィンドウを閉じます。
手順4 「Excel」を一番上へ移動させる。
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環境設定ウィンドウ画面で、手順3で追加した「Excel」が追加されていることを確認します。
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追加した「Excel」をクリックし、「上へ」ボタンを複数回押して「Excel」を一番上へ移動させます。
補足:既に「Excel」が一番上に表示されている場合は、次の手順5へお進みください。
補足:「Excel」を一番上へ移動させた後の画面状態は、手順5の画像をご覧ください。
手順5 設定画面を確認して「OK」をクリック。
- 手順4を実行した結果、以下のように「Excel」が一番上に移動したことを確認して「OK」ボタンをクリックします。
- 以上で設定作業は終了です。拡張子が「.xlsx」になっているExcelファイルが開けることをご確認ください。
おわりに。
最後までお読みいただきありがとうございました。
今回は、実際の例として拡張子が「.xlsx」のExcelファイルの設定を行いました。
同じ手順で、例えばWordファイルの場合は、手順3で「*.doc」と設定することでWordファイルをそのまま開けるように設定することも可能です。
どうぞよろしくお願いいたします。