はじめに
「楽天モバイルが素晴らしかったのでレビューしてみる」に引き続き、今回は楽天モバイルの楽天回線エリア内における速度制限について詳しく見ていきましょう。モバイル・ルーターの(おそらく)トップシェアであろうWimaxと、所々比較してみていきます。
なお、パートナー回線エリアについては月間のダウンロード通信量が5GBを超えると、ダウンロードの通信速度が1Mbpsに制限されます。
今回は、パートナー回線エリアではなく、楽天が自社で提供している楽天回線エリアにおける速度制限を詳しくみていきます。
普段使用している場所が楽天回線エリアであるか、あるいはパートナー回線エリアであるかどうかは楽天モバイルの公式サイトのこちらから確認することができます。
楽天モバイルの速度制限(楽天回線エリア内)の結論!
楽天回線エリア内での速度制限について結論からお伝えすると、データ受信(ダウンロード)の容量は1日10GBまで。10GBを超過すると約3Mbpsに速度が制限されます。そしてこの速度制限は、日付が変わる夜の12時に解除されます。
なお、速度制限後の受信速度は1Mbpsになると記載されている他のサイトもありますが、以前は確かに1Mbpsだったようです。そしてその後、2020年の4月頃に速度制限後の受信速度が1Mbpsから3Mbpsへ引き上げられた、という経緯があるようです。
1日のダウンロード容量は、10GBまで!
1日のダウンロード容量は、10GB迄でですよ!と、楽天モバイルのショップの販売員の方もおっしゃっていました。実際に10GBを過ぎると速度は遅くなりました。そして、実際にどの位制限がかけられるのかというと、受信速度は3Mbpsで制限されているようでした。下記の画像では、受信の速度が継続的に3Mbpsとなっていることがお分かり頂けると思います。
3Mbpsってどのくらいの速度?
速度制限がされた3Mbpsは、1秒間に3MBの通信ができる量となりますが、実際にこの3Mbpsはどの位のスピードになるのでしょうか。
試しにYouTubeの動画を再生してみたところ、丁度ストリーミング動画がHD画質(1080p)で見られる速度でした。HD画質(1080p)のYoutube動画が途中で止まりそうで、止まらない絶妙な速度です(笑)。結果として、Googleなどで検索をして普通のサイトを開くにはそれほどストレスは掛からないでしょう。
Wimaxで速度制限が掛かった場合は、ダウンロード速度が1Mbpsに制限されますので、楽天モバイル回線の場合は3倍の余裕があるということになります。
速度の制限はいつ解除されるのか?
10GBを超えた日の夜の12時を越えると、ダウンロード速度の制限が解除されます。
今回の実験では、日付が変わった12時直後に楽天モバイル・ルーターを1回再起動してみましたが、速度制限が掛かったままでした(0時5分時点)。その後、再度楽天モバイル・ルーターを再起動した所、見事に速度制限が解除されました(0時8分時点)。
[0時5分時点]
[0時8分時点]
まとめ
結論として、楽天モバイルの楽天回線エリアにおける速度制限は、1日のダウンロード容量が10GBに達した際に発生します。結果として、日付が変わる夜の12時まで当日はダウンロード速度が3Mbpsに制限されます。
一方でWimaxにおける速度制限は、過去3日間におけるダウンロード容量が10GBを超えた日に発生します。、例えば1日の間に10GBを超えたとしても次の日までは速度制限なしでそのままの速度で使い続けることも可能です。